滲出性中耳炎|柏原市で花粉症・アレルギー性鼻炎、補聴器等に対応する耳鼻咽喉科

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滲出性中耳炎

滲出性中耳炎とは

滲出性中耳炎とは

6歳前後の幼小児に発症することが多く、治りにくく学童難聴の6割近くを占めると言われており、近年大きな問題となっています。
鼓膜の奥の中耳の中に滲出液が貯まって耳が聞こえにくくなっている、あるいは、鼓膜の動きが悪い状態です。

中耳の役割

普段、中耳の粘膜細胞は、空気中の酸素を取り込み粘膜組織内の毛細血管に呼吸しています。(つまり中耳粘膜も皮膚呼吸しているのです)すると、中耳の空気の量は減るわけですが、嚥下(ものを飲み込むこと)に伴い、耳管が開いて空気が流入するため、中耳の気圧と鼓膜外の気圧(外気圧)とは平衡を保っているのです。

どうして滲出性中耳炎になるの?

ところが耳管が何らかの理由でふさがった状態になると、嚥下をしても開かないため中耳に空気が入ってこなくなり、「粘膜の皮膚呼吸」により減少した分の空気が補われません。すると中耳の気圧は、外気圧よりもどんどん低くなり、その結果中耳の粘膜組織の毛細血管から、血漿成分が染み出してきます。この時ふさがった状態の耳管から液は排出されないため、どんどん貯まってしまいます。これが滲出性中耳炎ですが、細菌性の炎症ではないため化膿しないので、耳漏はほとんど起こりません。

耳管が閉鎖状態になる原因は?

① 咽頭扁桃の肥大したアデノイド(幼年期に多くみられる)による耳管閉口部の圧迫
② 鼻咽腔の炎症(鼻炎など)が波及しておこる耳管の炎症
③ 耳管の開閉をつかさどる筋肉の老朽化(高齢者の場合)

症状について

中耳に液が溜まっていると、鼓膜が振動しにくいため難聴になりがちです。しかし、子供は難聴を自覚できないので、滲出性中耳炎にかかっていることに気づかないことが多いのです。
子供がテレビの音を大きくして聞いたり、小さい声の問いかけに返事をしなかったりなどの異常な状況がみられたら、難聴を疑って耳鼻科を受診しましょう。

治療について

① 耳管の調子をよくするために、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などの鼻の病気を治したり、場合によってはアデノイドを摘出します。
② 「がっこう」とか「ラッパ」と言いながら鼻から耳管経由で中耳に空気を送り込みます。これを「耳管通気」と言います。
③ 難聴がひどい場合、鼓膜切開などで中耳の液の排出をはかります。しかし、粘液が完全に出てしまわないうちに切開部分が閉鎖して、また繰り返すということもあるので、しばらく鼓膜に穴が空いている状態にするために、チューブを入れる場合もあります。チューブ留置により持続的な排泄と中耳の換気を促すことができます。
滲出性中耳炎は、症状により治療期間がどのぐらいかかるか一定しませんが、10才頃までには治っていくケースがほとんどですので、ご安心ください。ただ、言葉を覚え、学習する大切な時期に難聴を起こす病気なので決して放置しないでください。言葉がはっきりしない(機能的構音障害)、言葉が遅れる、引っ込み思案になるとか、先生の声が聞こえないなどの問題が起きますので、くれぐれも治療を継続してください。

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柏原市のみなみ耳鼻咽喉科クリニック

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